稼げる投資家になるための投資の正しい考え方
アラフォーSEのおーちゃんです。
「稼げる投資家になるための投資の正しい考え方」という本を2回読み終えたので、要点を整理する。
稼げる投資家になるための投資の正しい考え方 -歴史から学ぶ30の教訓- (Modern Alchemists Series No. 115)
- 作者: 上総介
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2013/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本から読み取ったことを一言で表すなら、 「まずは自身にあった防御方針を決め、学び、経験値を得よ。」ということかな。
投資は勝ち負けを繰り返して、総合的に勝つことが良いと書かれており、 納得できる点が非常に多かったので、この本は自分に合っていると思います。
以下、本の中で重要そうに思った点を列挙しておく。
- 最初のうちは、お金をもうけようとせず、目に見えない経験値を積み上げる(半年から1年)
- 少しでも危険な(資金を失う)状況になったら、損切りをする
- バーチャルでは経験値はたまらない(自分のお金を使う)
- 優先順位は、一番に防御で、二番に攻撃
- トレード前にメリット・デメリットを考え、自分にとってメリットが上回るときに仕掛ける
- 投資の勉強で得た知識は「そうなることが多い」というだけで、正しいのは現実の相場である
- 異常時では平常時のようなのんびりとした考えはできない
- 自分が平静でいられる範囲内でトレードすることが最善である
- 投資は勝ち負けを繰り返しながら、資産を増やすものであり、資産を全滅や半減させるような投資はしてはいけない
- 人は都合の良い方向に考えたくなる(株価は上がるだろう、これ以上は下がらないだろうなど)
- 自分にあった損切り方針を決める(システムで強制的に行うか、自身の裁量で行うか)
- 自分が思い描いた展開と異なる場合は、基本的には損切りする
- システムに障害が発生し、取引できないことも想定する
- 一時的に損切りで資産を減らしても、正しい思考の元努力をすれば取り戻せる
- 損切りをし、正しい経験値を積むことこそが成功につながる
- 損切り方針にかかわらず、ルールを決める(人は弱く、苦痛を伴う損切りをしにくい)
- 運用資金の10%を超える場合は、機械的に損切りする
- 大切なのは、株価が元に戻る可能性を考えるよりも今損切りをすること
- 投資には「こうだろう」と思うことは起こらず、「まさか」と思うことが起こる
- うまくいっていない人のブログは経験値を増やすことに役立つ
- 仕事をやめて投資の勉強に専任するのはお勧めしない(成功させなければいけないという気持ちが余裕を奪い、損切りを鈍らせる)
- トレードするときは、自分があせっていないかを注視する
- 含み益から含み損になった場合、損切りしづらくなる
- 勝つことに対する執着が強いく、優先されると悪い結果に終わる可能性が高い
- 勝ったらうれしいけど、大負けはしないぞという心持がちょうど良い
- 上手な負け方ができる人が最強の投資家である
- 投資では局所的ではなく、総合的に勝つことを目指す(あるトレードで負けても、ほかのトレードで勝てばよい)
- 節目を意識する(日足の移動平均5日と25日、週足の移動平均線13週と26週、過去に出来高が多かった価格帯、500円や1000円などのキリ番号、直近の高値と安値)
- 大きな金額で投資する場合、リターンとリスクを秤にかけ、全滅や半減とならない範囲で挑む
- 日経平均のトレンドも意識する(日経平均のトレンドの上に、個別銘柄のトレンドが乗っているため)
- 投資の真髄はいかに損失を少なくできるかである